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「讃岐うどん」「越前がに」「信州そば」。普段なにげなく口にしているこれらの言葉は、すべて旧国名(令制国の名前)です。明治時代に都道府県へ移り変わったあとも、旧国名は今も暮らしのあちこちに残り続けています。

ここでは旧国名がどこに生きているのかを紹介したうえで、旧国名と現在の都道府県を結びつけて覚えられるアプリ「キジトラ旧国名クイズ」を紹介させてください。

旧国名は、いつまで使われていたのか

旧国名は、律令制のもとで定められた行政区分「令制国」の名前です。奈良時代に整えられ、その後1,000年以上にわたって日本の地理の基本単位であり続けました。

これが現在の都道府県に切り替わるのは、明治時代の廃藩置県以降のことです。つまり、都道府県の歴史はまだ150年ほどですが、旧国名はそれよりはるかに長い間使われてきたことになります。地名や特産品の呼び名に旧国名が残っているのは、その長さを考えれば自然なことです。

身近なところに残る旧国名

特産品の名前
讃岐うどん、越前がに、伊予柑、近江牛、信州味噌。産地のブランド名として、旧国名は今も現役です。都道府県名より、旧国名のほうが通りが良いものも少なくありません。

駅名
「武蔵小杉」「下総中山」「相模大野」など、旧国名がついた駅名は全国にあります。これは同じ地名が各地にあるため、区別する目的で旧国名を頭に付けたものが多いとされています。

企業名や学校名、山の名前
会社名や高校名にも旧国名がよく使われます。地域への愛着を表す言葉として、今も選ばれ続けています。

旧国名と都道府県は、1対1ではない

旧国名を覚えるときに戸惑うのが、現在の都道府県と境界がきれいに一致しない点です。

たとえば「武蔵」は、現在の東京都と埼玉県の大部分、さらに神奈川県の一部にまたがっていました。逆に、1つの県の中に複数の旧国が収まっている例もあります。福島県は「陸奥」の一部、兵庫県には複数の旧国が含まれていました。

この「ずれ」があるからこそ、旧国名を知ると地域のまとまり方が今とは違って見えてきます。県境をまたいで文化が似ている地域があるのは、かつて同じ国だったから、という説明がつくこともあります。

キジトラ旧国名クイズは、繰り返しで覚える形にしました

旧国名は数が多く、一度に覚えようとすると挫折します。キジトラ旧国名クイズは4択形式なので、1問あたり数秒。地方ごとに絞って出題できるので、まずは自分の住んでいる地方から始められます。

間違えた問題は記録されるので、復習モードで苦手なものだけを繰り返し解けます。慣れてきたら全国からの出題に切り替えて、難易度を上げていく使い方ができます。