バニラJS(Vanilla JS)とは、ReactやjQueryなどの外部のライブラリやフレームワークを一切使わない、純粋なJavaScriptだけで書くことを指す言葉です。特別な道具を追加せず、JavaScript本来の機能そのままで開発するスタイルを、こう呼びます。「バニラ」はアイスの定番フレーバーである「バニラ味」から来ています。
現実世界でいえば、トッピングを一切のせない「プレーンなバニラアイス」のようなものです。チョコソースやナッツ(ライブラリ)を加えず、素材そのものの味を楽しむイメージです。つまりバニラJSとは「何も足していない、そのままのJavaScript」を、あえて強調して呼ぶ言い方なのです。トッピングが便利な場面もありますが、素材だけでも十分においしく作れる、という考え方に近いといえます。
バニラJSの特徴
バニラJSは新しい技術ではなく、あくまで「素のJavaScript」を指す考え方です。ライブラリに頼らないことで、いくつかの利点が生まれます。
- 余計な読み込みがない
外部ファイルが不要で、動作が軽くなります。 - 基礎が身につく
JavaScript本来の仕組みを深く理解できます。 - 依存しない
ライブラリの更新や不具合に左右されません。
ライブラリとの違い
JavaScriptの開発では、便利な機能をまとめた「ライブラリ」や「フレームワーク」を使うことも多くあります。バニラJSはそれらを使わない点が異なります。
| スタイル | 特徴 |
|---|---|
| バニラJS | 素のJavaScriptだけで書く。軽くて依存がない。 |
| ライブラリ利用 | ReactやjQueryなどを使い、開発を効率化する。 |
バニラJSが選ばれる場面
バニラJSは、小さな機能を手早く作りたいときや、動作の軽さを重視したい場面で選ばれます。また、プログラミングの学習では、まずバニラJSで基礎を身につけることが大切だとされています。ライブラリは便利ですが、内部でどう動いているかを理解していないと、応用が利きません。「素のJavaScriptを理解しておくこと」は、その後どんなフレームワークを学ぶうえでも土台になります。
あわせて知っておきたい用語
- JavaScript:
Webページに動きをつける代表的なプログラミング言語です。 - ライブラリ:
よく使う機能をまとめた部品の集まりです。 - フレームワーク:
アプリ開発の土台となる枠組みです。Reactなどもこれにあたります。 - jQuery:
かつて広く使われたJavaScriptのライブラリです。

コメント