検索エンジン(Search Engine)

検索エンジン(Search Engine)とは、言葉を入力すると、それに関係するWebページを探し出して並べてくれる仕組みのことです。GoogleやBingが代表で、いまやWebを使ううえでの入口になっています。

現実世界に例えると、検索エンジンは世界中の本を読み終えて索引を作った司書のようなものです。利用者が来てから探し始めるのではありません。あらかじめ全部に目を通して索引を作ってあるからこそ、一瞬で答えを返せます。

三つの段階で動いている

段階 呼び名 していること
1 クロール リンクをたどってページを集める
2 インデックス 中身を読み取り索引に登録する
3 ランキング 検索語に応じて順位を決める

集める役目のプログラム

最初の段階を担うのは自動のプログラムです。クローラー(ボット)と呼ばれ、リンクを次々にたどりながら、世界中のページを絶えず巡回して回収しています。新しいページが検索に出てくるまで時間がかかるのは、この巡回を待つためです。

索引がなければ表示されない

見落とされがちな点です。集められただけでは不十分で、索引に登録されて初めて検索結果に出ます。中身が薄い、他と重複している、といった理由で登録されないこともあります。作ったのに出てこない、という相談の多くはここが原因です。

順位はどう決まるのか

並び順の決め方は公開されていません。語がどれだけ内容に合っているか、他のサイトからどれだけ参照されているか、表示が速いか、端末で読みやすいかなど、多数の要素が組み合わされているとされています。しかも絶えず調整が加えられています。

順位を上げようとする取り組み

これがSEOと呼ばれるものです。読み手の役に立つ内容を用意し、表題や見出しを整え、表示を速くする。地道な積み重ねが基本です。抜け道を狙う手法は、見つかれば順位を落とされるため、長い目で見て割に合いません。

検索されたくない場合

逆の要望もあります。ページ側で「巡回しないでほしい」「索引に載せないでほしい」と伝える書き方があり、主要な検索エンジンはこれに従います。ただし強制力はなく、非公開にしたい情報は、そもそも公開の場に置かないのが原則です。

AIで形が変わりつつある

大きな変化が起きています。結果を一覧で並べるのではなく、AIが要約して答えを直接返す形が広がり、利用者がサイトを訪れないまま済むことが増えました。サイトを運営する側にとっては、訪問者の減り方が課題になっています。

種類はGoogleだけではない

選択肢は複数あります。Microsoftが提供するBing、閲覧の記録を残さない方針を掲げるDuckDuckGoなどがあり、方針や結果の並びは同じではありません。調べものによっては、別の検索エンジンを使い分けると見つかることもあります。

あわせて知っておきたい用語

  • SEO
    検索結果で上位に出るよう工夫することです。
  • クローラー
    Webページを自動で巡回し集めるプログラムです。
  • インデックス
    検索のために作られる索引のことです。
  • Google Search Console
    検索での見え方を確認できる無料の道具です。

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