ドライバー(Driver)とは、パソコンやスマートフォンなどのOSと、プリンターやマウスといった周辺機器との間を仲介し、機器を正しく動作させるためのソフトウェアのことです。OSだけでは、機器ごとに異なる細かい制御方法をすべて理解できないため、この橋渡し役が必要になります。
現実世界に例えると、ドライバーは通訳者のようなものです。日本語しか話せない人と、外国語しか話せない人が直接会話するのは難しくても、間に通訳者が入れば、意思疎通がスムーズに行えます。OSと機器の間でも同じような橋渡しが行われています。
ドライバー 図解
ドライバーが必要な理由
プリンターひとつをとっても、メーカーや機種によって印刷の指示方法は異なります。OSがすべての機器の仕様を個別に把握するのは現実的ではないため、機器ごとに用意されたドライバーが、共通の命令を機器固有の指示へと変換する役割を担っています。
ドライバーの主な役割
| 役割 | 内容 |
|---|---|
| 命令の変換 | OSからの共通の指示を、機器固有の命令に変換する |
| 機器の認識 | 接続された機器の種類や状態をOSへ伝える |
| 動作の制御 | 機器の細かい動作をOSに代わって管理する |
ドライバーの更新
ドライバーは、新機能への対応や不具合の修正のために、更新(アップデート)が提供されることがあります。多くの機器はOSが自動的に適切なドライバーを見つけて導入しますが、メーカーの公式サイトから最新版を入手できる場合もあります。
ドライバーが原因のトラブル
周辺機器が急に認識されなくなったり、正しく動作しなくなったりする場合、ドライバーが古い、または破損していることが原因であるケースが少なくありません。デバイスマネージャーなどの画面から状態を確認し、再インストールすることで解決する場合があります。
OSの標準ドライバーとメーカー提供のドライバー
近年のOSには、多くの一般的な機器向けの標準的なドライバーがあらかじめ組み込まれており、接続するだけで自動的に認識されるケースが増えています。一方で、専門的な機能を持つ機器の場合は、メーカーが個別に提供するドライバーを導入しないと、機能をすべて使いこなせないことがあります。
ドライバーの入れ替えが必要になる場面
パソコンを買い替えたり、OSを新しいバージョンに更新したりする際には、周辺機器のドライバーも合わせて入れ替えが必要になることがあります。古い機器ほど新しいOSに対応したドライバーが用意されていない場合もあるため、事前に対応状況を確認しておくと安心です。


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