PTRレコード(ピーティーアールレコード)とは、DNSに登録される情報の一種で、IPアドレスに対応するホスト名(ドメイン名)を記録したものです。「IPアドレスから名前を調べる」逆引きDNSを実現するために使われます。
現実世界でいえば、部屋の番号(IPアドレス)に「ここは○○さんの部屋です」という名札(ホスト名)を貼っておくようなものです。番号しかわからない相手が、その名札を見て「誰の部屋か」を確認できるようになります。
DNSレコードの種類
DNSにはさまざまな種類のレコードがあり、それぞれ役割が決まっています。PTRレコードはその中の「逆引き担当」です。
| レコード | 役割 |
|---|---|
| Aレコード | ドメイン名からIPアドレスを示す(正引き)。 |
| PTRレコード | IPアドレスからホスト名を示す(逆引き)。 |
| MXレコード | メールの宛先サーバーを示す。 |
PTRレコードの役割
PTRレコードのおもな役割は、逆引きDNSに応えることです。とくにメールサーバーの世界で重要視されており、送信元のIPアドレスに正しいPTRレコードが設定されているかどうかが、迷惑メール対策の判断材料になります。
- 逆引きに応答する
IPアドレスからホスト名を返す役目を担います。 - メールの信頼性を高める
正しく設定されていると、送ったメールが相手に届きやすくなります。
AレコードとPTRレコードの関係
AレコードとPTRレコードは、ちょうど反対向きの情報です。通常はこの2つが互いに矛盾なく設定されている(正引きと逆引きの結果が一致する)ことが望ましいとされ、これが崩れていると信頼性が低いと見なされることがあります。
| レコード | 入力 | 出力 |
|---|---|---|
| Aレコード | ホスト名 | IPアドレス |
| PTRレコード | IPアドレス | ホスト名 |

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