テキストファイル(text file)とは、文字だけで構成された、最もシンプルな形式のファイルのことです。文字の大きさや色、画像といった装飾情報を持たず、純粋な文字(文章や記号)だけが記録されています。拡張子は「.txt」が代表的です。
現実世界でいえば、飾りけのないメモ用紙に書いた手書きの文字のようなものです。色つきのペンや写真は使わず、鉛筆で文字だけを書いた状態。シンプルだからこそ、誰でも読めて、どんな道具でも開ける、という素朴さが特徴です。
テキストファイルの特徴
テキストファイルは、中身が文字データだけなので、ファイルの容量が小さく、動作も軽いのが特徴です。特別なソフトがなくても、パソコンやスマホに標準で付いているメモ帳やエディタで開けます。中身がそのまま文字として保存されているため、人にも機械にも扱いやすい形式です。
バイナリファイルとの違い
テキストファイルの対になる存在として、バイナリファイルがあります。
| 種類 | 特徴 | ひとことで言うと |
|---|---|---|
| テキストファイル | 文字だけで構成される。メモ帳などで開いてそのまま読める。 | そのまま読める文字 |
| バイナリファイル | 画像・音声・プログラムなど、専用ソフトでないと扱えない形式。文字として開いても意味をなさない。 | 専用ソフトが必要 |
テキストファイルのメリット
テキストファイルは、そのシンプルさゆえに幅広く使われています。
- どこでも開ける
特別なソフトが不要で、ほとんどの機器やアプリで開いて読めます。 - 容量が小さく軽い
文字だけなのでファイルが軽く、保存やコピーの負担が少ないです。 - 長く使える
特定のソフトに依存しないため、時間がたっても中身を読めなくなりにくいです。 - 機械が処理しやすい
プログラムでの読み書きがしやすく、設定やデータの受け渡しに向いています。
テキストファイルが使われる場面
テキストファイルは、簡単なメモや覚え書きのほか、プログラムの設定を記録するファイル(設定ファイル)や、システムの動作記録(ログ)などにも広く使われています。文字コード(UTF-8など)によって、日本語などの文字がどう保存されるかが決まるため、扱う際は文字コードを意識することもあります。

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