Cloud Storage(クラウド・ストレージ)とは、Googleのクラウドサービス「GCP(Google Cloud Platform)」が提供する、インターネット上にデータを保管できるサービスです。写真・動画・書類・バックアップなど、あらゆる種類のファイルを、容量を気にせず大量に預けておけます。
現実世界でいえば、いくらでも荷物を預けられる巨大なトランクルームのようなものです。自宅の収納(自分のパソコンの容量)がいっぱいでも、外部の倉庫に預けておけば安全ですし、必要なときにいつでも取り出せます。
Cloud Storageの仕組み
Cloud Storageは、ファイルをオブジェクトという単位で保管する「オブジェクトストレージ」という方式です。ファイルはバケットと呼ばれる入れ物にまとめて入れられ、インターネット経由でどこからでも読み書きできます。データはGoogleのデータセンターに複製して保存されるため、機器が壊れても失われにくい、高い安全性が特徴です。
保存クラスの違い
Cloud Storageには、データの使う頻度に応じて選べる「保存クラス」があります。
| クラス | 特徴 | 向いている用途 |
|---|---|---|
| 頻繁に使う用 | いつでもすぐ取り出せるが、保管料はやや高め。 | Webサイトの画像など |
| たまに使う用 | 取り出し時に少し費用がかかるが、保管料は安い。 | 月1回程度のバックアップ |
| 長期保管用 | 保管料が最も安い。めったに取り出さないデータ向け。 | 数年残す記録・保存用データ |
Cloud Storageのメリット
Cloud Storageは、個人から大企業まで幅広く使われています。
- 容量を気にしなくてよい
必要なだけ保存でき、使った分だけの料金なので、事前に大きな設備を用意する必要がありません。 - データが失われにくい
複数の場所に複製して保存されるため、機器の故障などでもデータが守られます。 - どこからでもアクセスできる
インターネット経由で、世界中どこからでもファイルを読み書きできます。 - 用途に応じて費用を抑えられる
使う頻度に合わせて保存クラスを選ぶことで、無駄な費用を減らせます。
Cloud Storageが使われる場面
Cloud Storageは、Webサイトの画像や動画の配信、システムのバックアップ、大量データの保管、機械学習用データの置き場所など、さまざまな用途で使われています。AWSの「S3」、Azureの「Blob Storage」に相当するサービスで、クラウド上のデータ保管の定番となっています。
あわせて知っておきたい用語
- GCP(Google Cloud Platform):
Googleが提供するクラウドサービス群。Cloud Storageはその一つです。 - オブジェクトストレージ:
ファイルを「オブジェクト」として保管する方式。大量・多種のデータ保管に向きます。 - バケット:
Cloud Storageでファイルをまとめて入れておく入れ物です。 - ストレージ:
データを保存しておく場所や装置のことです。 - クラウド:
インターネット越しにコンピューター資源を借りる仕組みです。

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