ISO(国際標準化機構/International Organization for Standardization)とは、世界各国の標準化団体が参加し、さまざまな分野における国際的な規格(標準)を策定している非政府組織のことです。工業製品の規格からマネジメントの仕組みまで、幅広い分野の標準がISOによって定められています。
現実世界に例えると、ISOは世界共通のルールブックを作る組織のようなものです。国ごとにネジのサイズや品質の基準がばらばらだと不便ですが、共通のルールがあれば、どの国の製品やサービスでも安心して比較・利用できます。
ISO図解
ISOが定める規格の例
| 規格 | 内容 |
|---|---|
| ISO 9001 | 品質マネジメントシステムに関する規格 |
| ISO 14001 | 環境マネジメントシステムに関する規格 |
| ISO/IEC 27001 | 情報セキュリティマネジメントに関する規格 |
ISO認証を取得する意義
企業がISOの規格に基づいた認証を取得すると、一定の水準を満たした仕組みで事業を運営していることを、対外的に示すことができます。取引先や顧客からの信頼を得るうえで、有効な材料のひとつとされています。
IT分野との関わり
IT業界においては、情報セキュリティに関する「ISO/IEC 27001」が特によく知られています。この認証を取得している企業は、情報の管理体制が国際的な基準に沿って整備されていることの裏付けとなります。
ISOと他の標準化団体との関係
ISOは国際的な規格を扱いますが、各国内には日本の「JIS」のような、独自の標準化団体も存在します。国内規格を国際規格に整合させる動きも進んでおり、ISOの規格が各国の基準に取り入れられることも少なくありません。
ISOの成り立ち
ISOは特定の国が主導する組織ではなく、世界各国の標準化団体が対等な立場で参加する非政府組織として運営されています。規格の策定には各国の専門家が関わっており、幅広い意見を取り入れた国際的な合意として規格がまとめられています。
取引の場面での役割
海外の企業と取引を行う際、ISOの認証を取得していることが、信頼できる取引先であることの共通言語として機能する場合があります。国や言語が異なっても、ISOという共通の基準があることで、品質や体制についての説明がしやすくなります。


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