デフォルトゲートウェイ(Default Gateway)

デフォルトゲートウェイ(Default Gateway)とは、自分のネットワークの外にある相手と通信するときに使う「出入り口」となる機器(のIPアドレス)のことです。家庭のネットワークでは、Wi-Fiルーターがこの役割を担っています。

現実世界でいえば、村から外の世界へ通じる「唯一の橋」のようなものです。村の中(同じネットワーク内)の用事なら直接歩いて行けますが、村の外(インターネットなど別のネットワーク)に行くには、必ずこの橋を渡る必要があります。「行き先が分からなければ、とりあえず(デフォルトで)この橋へ」という取り決めが、デフォルトゲートウェイの名前の由来です。

デフォルトゲートウェイの働き

パソコンがデータを送るとき、まずサブネットマスクを使って「宛先は同じネットワーク内か?」を判断します。同じなら相手に直接届けますが、違う場合は自分では届けられないため、データをデフォルトゲートウェイ(ルーター)に託します。ルーターは受け取ったデータを、宛先に向けて次のネットワークへ転送していきます。

関連する設定項目

ネットワークの基本設定は、次の3点セットで構成されます。多くの場合、ルーターのDHCP機能が自動で設定してくれます。

設定項目 役割 住所に例えると
IPアドレス 自分の機器の識別番号。 自分の家の住所
サブネットマスク ネットワークの範囲の区切り。 町内の範囲
デフォルトゲートウェイ 外のネットワークへの出口。 村と外を結ぶ橋

トラブル時の確認ポイント

「同じネットワーク内の機器とは通信できるのに、インターネットにだけつながらない」という症状のとき、デフォルトゲートウェイの設定ミスやルーターの不調が疑われます。pingコマンドでデフォルトゲートウェイ宛てに応答確認をするのが、ネットワークトラブル調査の定番の手順です。

あわせて知っておきたい用語

  • ルーター(Router)
    ネットワーク同士をつなぐ機器。家庭ではデフォルトゲートウェイそのものです。
  • IPアドレス
    機器の識別番号。デフォルトゲートウェイもIPアドレスで指定します。
  • サブネットマスク(subnetmask)
    宛先が「内か外か」を判断する基準。ゲートウェイを使うかどうかの分かれ目です。
  • ping
    通信できるかを確認するコマンド。ゲートウェイの生存確認によく使われます。

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